転写紙でポーセラーツ!

ポーセラーツで使用する道具と材料を紹介します。

ポーセラーツで使う材料

白磁

アートするキャンバスになるのが白磁で、白い磁器の総称がこれです。 形状はいろいろありますので、自分が使いたい磁器を選ぶとよいでしょう。 もしも先にデザインありきでそれを活かす器をお探しなら使う事よりもそちらの事情を優先するほうがいいですが、そうでないのなら毎日使う磁器にアートした 方が完成後に活用できますのでお勧めです。 ポーセラーツ用の白磁は基本的には全体が真っ白で、軽く叩くと高い音がしますが強く叩けばパリンと割れてしまいます。 アートしやすく製造されているので絵の具で描けばバッチリ反映されますし、転写紙も申し分のない働きをしてくれるでしょう。 ちなみにポーセラーツでは白磁を使わなければならないという決まり事はなく、調和のとれたデザインに自信がある方、全部を自分の才能に委ねるのに躊躇する方は 柄物を使用するという選択もあります。 ブルーやイエロー、ピンクの小さめのドットが散りばめられていたり、ブーケの描かれている磁器に追加で自分なりのイラストなんかを描き足していく、という 手法もありますので、絵心がないと自覚していらっしゃる人でもポーセラーツで満足度の高いオリジナルの器を完成させることは簡単です。 いろいろな柄やカラーのキャンバスがショップには取り揃えられていますので、自分の目でじかに見て選んでももいいですし、人気商品をスタッフに尋ねてもいいでしょう。

転写紙

ポーセラーツの名を広めた最大の功労者がこの転写紙でしょう。 磁器にアートすると言うと難しく聞こえますが、転写紙を使用してのポーセラーツは小学校低学年の子供にだって出来そうなほど簡単です。 白磁にシールのように転写紙を貼るだけなので、賢いお子さんなら幼い園児ですら見事にやり遂げることができそうです。 貼っただけではすぐに剥がれてしまうので固定させる工程も必要不可欠ですが、それは人の手によるものではなくマシーンを使用するので、 年齢制限もありませんし難しい作業にはなりません、簡単な操作だけです。 転写紙を貼ってアートが完成したら、電気炉という専用のマシーンで焼成します。 これであなたのアートが器にしっかりと描かれますので、お食事やティータイムに用いて夢のようなひと時を楽しめるようになります。 転写紙には様々なデザインのものがありますので、どのような用途に使う器か、いつ使うのか、誰が使うのかなどに合わせて自由に選べます。 オーソドックスな柄物がいい、奇抜なデザインで5メートル離れた位置からでも自分の器だと一目で分かるようなかっこいいお皿がいい、 メタリック風な食器でおやつを食べられたら嬉しい、などなどリクエストはいろいろあるかと思われますが、その全てを叶えてくれるだけの転写紙が用意されていると考えてオッケーです。 ついつい買いすぎてしまわないように注意しましょうね。

上絵の具

転写紙を貼るだけでは物足りない、それでは自分の表現したいものの10%未満にしかならない、という上級者さんには、上絵の具というアイテムがあります。 これは上絵付けをするための絵の具で、それ以外の用途には滅多に使われません。 この絵の具で磁器に絵や文字を書くとそれが半永久的に残るので、ボールペンや水性ペンでイラストをかくよりも効果的です。 転写紙にはないような独創的な生物を描きたかったり、自分の想像上のフィクションの神々を器に光臨させたい場合はこの上絵の具を使うといいでしょう。 それが邪神でも誰も邪魔をすることはありません。 神ではなく動物や植物でもオッケーで、六つ葉のクローバーや八つ葉のクローバーなど見たことも聞いた事もない存在のものでも問題はないでしょう。 ただ絵の具なので細かい部分までは思い通りに描けないかもしれませんし、もっと細い線を使いたいのならセラミックペンシルというアイテムもあります。 こちらはペン型なので筆とは違った描き味になり、また細かな表現にも向いています。 カラーはどちらもよりどりみどりなので、このふたつを上手に使い分ければどんな複雑な形状をしている生物でも神様でも描ききることができるでしょう。 (ただし実体を備えているものに限ります) 初心者はいきなり使わなくてもいいですが、転写紙だけのデザインでは我慢できなくなってきたらこちらのアイテムもぜひどうぞ。

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